明けましておめでとうございます。
大半の方は、昨日・今日から仕事始めですね。と言いながら流通業や交通ならびにインフラ事業、また医療・介護などのお仕事は年末年始も関係なくという方も多かったかもしれません。お勤め有難うございます。
さて政府は今年も「働き方改革」を推進し、「長時間労働の是正」などにますます本腰を入れていくようです。
そんな中、三越伊勢丹ホールディングスの大西社長が「正月のの三が日をお休みにすることを検討する」、理由は「特に地方出身の従業員が帰郷して家族や友人に会える」、そうすることで「最高の状態で働いていれば、最高のおもてなしができる」として、休日増加が従業員の意欲を高め、サービス向上につながるとの考えを示したそうです。
ただこの発言は結構物議を醸していて、「賛成派・反対派」に大きく分けれるようです。皆さんは、どっち派ですか?
前置きが長くなっていますが、しかし僕はこの「働き方改革=長時間労働の是正・休日の増加」という事自体に、賛否の両方を感じています。
そもそも「労働時間は長いからダメ、短いから良い」という短絡的なものなのでしょうか?
長くても「やりがいがある」ものであれば良いでしょうし、短くても「やりがいがない」ならば悪くなるでしょう。
僕は昔から「労働(苦労して働く)ではなく、朗働(たのしく働く)をしよう!」といっています。これは決して夢物語でも何でもありません。
かの「日本一幸せな従業員をつくる」で有名になった、ホテルアソシア名古屋ターミナルでは、アルバイトの方々が「給料もらえなくても働きたい」と思っていたようです。
多くのボランティアの仕事もそうですよね。場合によっては、給料がもらえないどころか、手弁当で交通費まで出してそこに参加する。しかも参加しているのは普段「もっと働く時間を短くして欲しい、休日をもっと増やして欲しい」と思っている会社の従業員さんたちであることも多いのです。
なぜ会社や会社の仕事には「もっと働く時間を短くして欲しい、休日をもっと増やして欲しい」と思い、ボランティアの仕事には「給料がなく持ち出しでもやりたい」と思うのでしょうか?
理由は究極2つです。
1.「やりがい」があるかどうか?
2.「つながり」があるかどうか?
ならば、働き方改革の本質は「労働時間の是正や休日の増加」だけではなく、「やりがい・つながりを感じられるようにすること」ではないかと思うのです。
もちろん、僕は前者を否定するものではなく、大いにこちらも推進していただければと思います。ただ僕は後者の方を推進していきたいというだけですので、その点は決して誤解のないようにお願い致します。
ということで、今年も「ビジネスをハピネスにする」ために、顔晴ります!!
今日という1日が、皆さまにとって最幸の1日でありますように。感謝・合掌