アメリカ大統領選が大方の予想に反して、トランプ氏が勝利しましたね。
今回の彼の勝利は何の勝利だったのでしょうか?僕は「怒りや憎しみの勝利」だったと感じています。
多くのアメリカ人、特に今回トランプ氏に多くの票を投じたとされる「白人の中産階級」の皆さんに、次のような怒りや憎しみがあったのでしょう。
「俺たちの生活は全然良くならないどころか、悪くなる一方だ!それもこれも既存の政治家と金持ちども、そしてアメリカに住むマイノリティーや海外の他民族の連中のせいだ!トランプなら、それをわかってくれて、奴らを追い出し叩きのめしてくれる。行け〜、トランプ!応援するぜ〜!!」ちょっとデフォルメしすぎている感があるかもしれませんが、こんな感じではないでしょうか。
とにかく、今の体制をぶっ壊して自分たちの生活を変えてくれる強いリーダーを望んだのだと思います。そういう観点で見ると、彼らがなぜトランプ氏を選んだのかが理解できます。
しかし、また多くの方が懸念しているように、怒りや憎しみは人々や国家の間に「分断」を作ります。そして分断は、また新たな憎しみや怒りを生み出します。
だからこそ、かのレディ・ガガさんは、次のようにツイートし、またトランプタワーの前に立ったのでしょう。
https://twitter.com/ladygaga/status/796301854464479232
I want to live in a #CountryOfKindness where #LoveTrumps Hate
私は愛が嫌悪に勝るような、思いやりのある国に住みたい
心に響く素敵な言葉ですね。
そのために、僕たちが世界に対して出来ることは何でしょうか?
落胆したり、絶望したり、悲しんでいる場合ではありません。
ましてや、トランプ氏やその支援者たちを憎しんでいる場合ではもっとありません。
「憎しみの炎」の代わりに、自らの心に「愛と慈しみの炎」を燃えたぎらせる時です。
そして、その愛と慈しみをトランプ氏とその支援者の方々に向けて祈りましょう!
「あなた方の心が穏やかで平和でありますように」と。
僕はトランプさんとその支援者の方々に、本当に感謝しています。
彼らは、僕たちの愛する力を試し、そして引き出してくれているから。
もし、このような考えにご共感いただけるならば、トランプ氏とその支援者の方々に、一緒に心からの「愛と慈しみの祈り」を捧げていただければ幸いです。
今日という1日が、世界中の皆さまにとって最幸の1日でありますように。感謝・合掌