上村光典オフィシャルサイト

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BusinessをHappinessに。人と組織の「本気力」を高める、人材教育&組織活性コンサルティング 株式会社エンパワーリング

幸せ仕事塾 Blog
~ビジネスをハピネスにする~

上村 光典 
(エンパワーリング 代表取締役)

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2017/06/09 8:42
生き方・働き方

素直に謝れる人・謝れない人

今年も近所の公園の蓮が咲き始めました。まさに極楽浄土を表すような美しさです。
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しかし、その美しい場所で、ちょっと悲しい人を見かけました。ちょうど公演に着いた時に、公園を管理しているボランティアの方に「叱られている人」がいたのです。
理由は、柵もしてあって「入ってはいけません」と書いてあるのに、その中に侵入されたようです。
しかも、それを注意された時に「はい、はい、わかってます」とお答えになったのです。
それでますますボランティアの人はご立腹されたようで、語気を強めて「わかってないじゃないですか!」と怒っていらっしゃいました。
せっかくの気持ちのよい公園の雰囲気が台無しでした。
 
さて松下幸之助さんが晩年、人間として成長・成功する人の第一条件として「素直な人」をあげておられました。
 
それは私たちも誰かを指導する側になった時よくわかりますよね。アドバイスや指摘、または注意に対して、素直に「わかりました」「申し訳ありません」「以後気をつけます」「教えて頂き有難うございました」というような人は、成長・成功するからです。
 
逆に、さきのオジサンのように「はい、はい、わかってます」というような方は、「この人に言ってもムダだな!」と周囲は呆れて離れていってしまいます。そうして、この人の成長や成功は止まってしまうのです。
 
でも意外と、特に「人から注意された時」に、素直に「申し訳ありません、以後気をつけます」という方は少ないものです。
 
先日、僕もある人にあることを指摘しましたが、「そんなつもりはないんですけどね〜」と言われましたが、正直「言うんじゃななかった」と落胆しました。
 
でも、こんなことを書いている僕ですが、その公園の帰りに自転車を漕いでいました。その時、僕が気づかずに道の真ん中寄りを走っていたのです。すると、妻から「パパ、もっと左によって走りなさいよ」という注意が飛びました。
その瞬間、言いはしませんでしたが「わかってるよ、ウルサイな!」と思ってしまいました。
 
ということは今朝のオジサンや、先日のある人と同じですね。そういう意味では、彼らは私にその気づきを与えてくれた反面教師だったのです。
 
人から指摘や注意をされた時に、「すみません、以後気をつけます」「ご指摘ありがとうございます」、そんな風に言えるように心がけようと思いました。
 
ということで、学び多き朝のお散歩でした。
 
今日という1日が、皆さまにとって最幸の1日でありますように。感謝・合掌